昭和31年 勤め人片倉政幸の日記

亡くなった父親が昭和31年に書いた日記を再録します。娘からの感想もふくめて、ある時代のある家族の記録として残します

6月4日(月)

 H氏と一所。彼氏もこのごろ大部気をつけて

ゐるらしく、フンドウもなげない。

東風のため非常な暑さだつた。

交代前一時間は大分やられたがまだフラ〱

とまでは行かない 少し体力がついたのかも

知れない

朝田神社のお祭り、ポン前だけで定時。

 

クラブによつて休んで帰る。

 

 注:

 「朝田神社」は潮田神社のことか。所在地は横浜市鶴見区潮田町3-131-3。旭硝子京浜工場から歩いて行ける距離にある御祭神は国常立命五十猛命素戔嗚命。「大正八年、京浜工業地帯の一大発展に伴い、東西の神社を合併、潮田神社の社名を得ました」(神奈川県神社庁HPより)